大根の葉が萎れていた原因は乾燥だけじゃなかった
今日は午後から菜園の野菜にたっぷりと水やりをしていた時のことです。
ハダニ出現
先日水菜を収穫した際、妻が「水菜の葉っぱの一部が白くなっている」と言っていたのを思い出しながら水菜に水やりをしているときのことです。
水菜の中心に水をかけると「小さな赤いクモのような虫」が数えきれないくらい流れ出てくるではありませんか。何かで見たことがあるぞ!
そうだ“ハダニ”だ。
お隣の農家さんの大根が大被害受ける
そうこうしていると、南隣りの農家の方がやってきて…
と告げられました。
それって…コレ?
- のり:「それって、今ここの水菜から流れ出しているハダニのこと?」
- お隣さん:「うちの水菜は全部やられた」
さっそく家に入りネットで調べてみると…
- ハダニはクモの仲間
- 体調0.3mm~0.4mm
葉の裏に住み植物の汁や葉緑素を吸い、植物はその影響で葉に白い斑点ができたり、葉が薄茶色になったりする。
- やがて植物は弱っていって最悪の場合枯れる
- 4月~10月までの温かい時期に活動する
- 水を嫌うので、水やり(葉の裏面も)は効果的
などと書かれていました。
暖冬のせい?
もう12月なのに、いまだというか、今までハダニはいなかったのに何でこんな時期からハダニが発生するのだろうか?
- 今年は温かいからか?
- 地球温暖化の影響がこんなところにも表れているのか?
などと考えながら、今できることとして、水菜は全て抜いて長靴で踏みつぶし、菜園の野菜はたっぷりと水やりを行いました。
菜園の大根も葉に白い斑点ができているものがある
葉っぱに白い斑点のできている大根は
- Aの畝では12~13本
- Hの畝では5~6本
いやダニ~!
後日:ホウレンソウもハダニにやられて全滅
※ハダニにやられた大根(皮の下がぐるり黒くなっている)
今日の夕食はカレー、副菜は大根サラダ。早速葉に白い斑点のある大根の内5本を収穫しました。
メガネを外して、大根の葉の下(青首部分)に顔を近づけて見てみると
“いるわ…いるわ…”たくさんのハダニが動いているのが見えます。
大根5本の葉っぱは、抜いてすぐに包丁で切り取り長靴を履いた足でしっかりと踏んづけました。大根の白いところを歩いている奴は、包丁の腹でつぶしました。
ホウレンソウ全滅
最近元気がないホウレンソウのことをふと思い出しました。
もしかしてと思い、ほうれん草のところへ行き1本抜いて茎の下のところをよく見ると“いるわ、いるわ”状態です。
「こりゃアカン。明日まで待てない」…ということで、全てのホウレンソウを抜いて1カ所に集め、その上に段ボールや新聞紙を燃やして駆除しました。
菜園の方は、ホウレンソウが植わっていた場所の土をかき混ぜて、そこに水をたっぷりとかけ、その後、更に土をかき混ぜました。
非常に小さな虫なので、ドロドロの土の中に混ざったものは必ず窒息死すると考えています。
関連記事:ハダニ被害その2
※撮影日:2020年12月11日
コメント