この日は数日前に南側半分だけさつま芋の収穫を終えて空いた畝(畝C)にスナップエンドウを、畝Jに絹サヤエンドウを移植しました。
畝Cは畝の上部の幅が40センチでしたのでまっすぐ一列に株間(かぶま)30センチで10ポット植えました。
※株間とは「苗(株)の中心から~隣の苗(株)の中心」までの距離のことです。
私は、ポットとポットの間に移植ごて(小さいスコップ)を置いていき、それぞれの株間を一定の距離にしました。※移植ごては長さ28センチ。
ポットの幅がありますので、結果的には株間は30センチとなりました。
畝Jは畝の上部の幅が60センチでしたので、ジグザグに11ポット植えました。株間はスナップエンドウと同じく30センチです。
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菜花の収穫
昨日つぼみを発見した菜花ですが、今日黄色い花を咲かせているものを見つけました。さっそく、今年初の収穫を行いました。
全部で4本(うち3本は開花していない)しか収穫できませんでしたが、今晩の夕食のおかずとして軽く塩ゆでし、からしマヨネーズで食べました。
菜花を収穫していたら、ちょっと派手な色柄の“カメこう”がいました。我が家では、“カメムシ”のことを“カメこう”と呼んでいます。
カメムシ退治していたときにカメムシがあまりにもいっぱいいすぎたのでイラッとして、「こんちくしょう!この“カメこう”!」となったように記憶しています。
株間と条間
株間とは
株間とは、苗の中心から隣の苗の中心までの距離のことです。
条間とは
条間とは、畝が広い場合、畝に1列ではなくて2列以上の苗を植える場合があります。
この列のことを条(じょう)と呼び、条の苗の中心から隣の条の苗の中心までの距離のことを条間と言います。
株間や条間は大切?狭いとどうなる?
株と株との間が狭いと、成長したとき野菜の葉がひしめき合い、病害虫の被害を受けやすくなります。
また、同じ面積でたくさんの数の野菜を育てる場合のことを考えると、当然土の中の栄養総量は一定ですので、野菜の数が多くなればなるほど野菜1本あたりが吸収する栄養は減ることになります。
このような理由で、できる限り株間はその野菜に適した距離を保つようにすすめられています。
コメリの参考資料によると
現在、ホームセンターコメリでは各種野菜の育て方に関する配布無料の印刷物が置いてあるコーナーがあります。
エンドウ
そこに置いてあった「エンドウの育て方」には「定植:本葉が5~6枚の頃、株間25~30センチに定植します。」と書かれていました。
ブロッコリー
また「ブロッコリーの育て方」には「定植:本葉が5枚前後になったら株間35~40センチ、条間45~50センチに植え付けます。植え付けの後たっぷりと灌水(みずやりのこと)を行ってください。…」と書かれていました。
※株間や条間は育てる野菜によって異なります。
のりさん家の畝で育てているブロッコリーの株間は狭い
気づかれた方もいるかもしれませんが、のりさん家のブロッコリーは「株間20センチ・条間30センチ位」です。
なぜ狭い?
ダイソーで買ってきた種をポットで育てた結果、きちんと育った苗が40個できて、その苗を植える場所が現在ブロッコリーを植えている場所しかなかったからです。※要するにスペースが狭かったけど無理やり植えた。
ちゃんと育つ?
ポットの苗を畝に移植するとき苗に向かって「狭いけどがんばれ~エイッ!」と声をかけながら植えたので大丈夫です。
現在、畝A右端の株など一部の株は日当たりが悪いなどで、他のブロッコリーと比べたら小さいですがそれでも枯れずにそれなりに育っています。※これまでの経験的にも育つには育つ
収穫まで育つ?
必ず収穫できるまで育ちます。(経験的に)
但し、農家さんが育てているブロッコリーほどは大きくならないと思います。それは、もともと「農家さんの畑の土と私の菜園の土」が違うということが深く関係していて、ブロッコリーだけでなくほかの野菜でも同じことが言えます。
実際、私は菜園で育てていた太葱を梅雨前に全て抜き天日干しを行い、2週間ほど後に新たな苗として菜園の畝Lに移植し育てているのですが、近所で家庭菜園を始めた方も私と同じ葱の苗を使って育てています。
その方の菜園は、私の家のように新たに作った家庭菜園ではなく、もともと農家が畑として野菜を育てていた場所です。そこの太葱は、私の菜園の太葱と違い、鍋料理に十分使えるまでに太く育っています。
結論
- 自分が楽しみながら
- 自分の家庭菜園で育てて
- 自分の家族が食べる
そういったレベルであれば推奨されている株間や条間ではなくとも収穫して食べることは可能です。
※撮影日:2020年11月7日
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