釣りが趣味の素人魚釣りの日記です。
どうぞ、気楽にご覧いただければと思います。
アジのサビキ釣り
「最近アジが全然釣れないな~」と一人でつぶやきながら今日もサビキ釣りでアジをねらっていたのですが、やはり全然釣れません。
今日はいつもと違って岸壁に沿って1センチ前後の稚魚がひしめきながら泳いでいるのに気づきました。
「もう帰ろう!」と、竿を片付けていたところ、ふと足元の岸壁を見ると20センチ位のメバルが海面近くをゆっくりと泳いでいるではないですか。
メバル掬い
※実際に掬ったメバル
ちょっと試しに…
メバルがゆっくりと進む方法の先1メートルくらいのところに玉網をそっと忍ばせてメバルが玉網の方によってくるのをじっと待っていると、なんと、メバルが玉網の中に入ってきたではありませんか。
中には、少し元気で玉網を避けて逃げていくメバルもいたのですが…
岸壁の一部50メートルくらいの間を、玉網を持って、行ったり来たりしながらメバルすくいをしました。すくったら、すくった数だけ魚が浮いてくるような時間が1時間くらい続いたでしょうか。
時には…
- アナゴ
- フグ
- カレイ
までもゆっくり泳いでいました。
魚すくい中に、釣り友がやってきたので状況を説明すると、その釣り友は30センチ越えのカレイを見事にすくい上げました。
夕方近くになった頃、大きなメバルがゆっくりと泳いでいるのを発見。「玉網にはいれ~はいれ~」と願いながらじっと息をひそめているとはいりました!
釣り友が言うには「タケノコメバル」だそうです。33センチくらいありました。
タケノコメバルのおなかの中
タケノコメバルは釣り場で絞めて内蔵も取り除きました。胃の中には「岸壁で泳いでいた稚魚」がいっぱい。
釣り友たちと…
- 魚の食べ過ぎで弱って浮いてきたんや
- いいや…酸欠状態になって浮いてきたんや
などと色々推測話をしましたが所詮素人には原因不明。
しかしながら、皆明日にも期待する気持ちは一緒でした(笑)
どうやら青潮が原因?
翌朝、今日も魚が掬えることを期待して同じ釣り場へ行ってみると、釣り友がすでに来ていました。
ですが前日とは状況が変わっていて、ゆっくりと泳いでいる魚はいませんし、岸壁に沿ってひしめきながら泳いでいた1センチ前後の稚魚も全然いませんでした。
***
地元の釣り人に話を聞いたところ「それは青潮ではないか?」とのこと。これまでに数回だけ出くわしたことがある非常に珍しい現象らしい。
- 海水の栄養分が自然な状態よりも増えた(富栄養化)ことによりプランクトンが大量発生
- プランクトンが死滅して海底に沈殿
- バクテリアによって分解される過程で海中の酸素が大量に消費される
結果的に海中の酸素が少ないエリアが形成され、それに巻き込まれた魚が酸欠状態へ。結果的に網で掬える状態になったのではないでしょうか。
※釣り日:2020年10月16日
コメント
おはようございます。
今日は何を狙いに釣りしますか。私はあれだきがたべたいです。
大物釣ったらあらを下さい。